

マウスピース矯正の
落とし穴とは?
前歯の部分矯正に注意
- 目次
注目されている選択肢
=前歯だけの部分矯正
前歯だけ矯正したい方が増えています!
- 笑ったときに目立つのは「前歯」
- 全体矯正までは考えていない…
- 費用や期間を抑えて矯正したい
このようなお悩みから、「前歯だけの矯正(部分矯正)」を希望される方が年々増えています。
以前までは、矯正治療=ワイヤーを使った全体矯正(全顎矯正)というイメージが一般的でした。しかし最近では、矯正装置の選択肢が増えたことで、前歯など一部の歯並びだけを整える部分矯正に注目が集まっています。
特に見た目を気にされる方は「目立たないからマウスピース矯正が良さそう」と思われることも多いですが、見た目の印象だけで矯正方法を選んでしまうと、満足いく結果にならないこともあります。
当院では、「前歯だけ矯正したい」「費用を抑えつつ、きれいに整えたい」といったご希望にお応えできるよう、部分矯正専門の診療を行っております。前歯の矯正を検討されている方へ、失敗しない矯正方法の選び方や、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いについて、わかりやすくご紹介いたします。
部分矯正治療の選択肢
① ワイヤー矯正(表側・裏側)
歯の表側または裏側に「ブラケット」と呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく、もっとも一般的な矯正方法です。
最近では、金属のギラギラした装置ではなく、目立ちにくいセラミック製や透明なプラスチック製のブラケットも選べるようになっており、見た目が気になる方にも配慮されています。
表側矯正(ラビアル矯正)
- 費用が比較的抑えられる
- 幅広い歯並びの症例に
対応できるのが大きな特徴
② マウスピース矯正
透明なマウスピースを装着し、数週間ごとに形の異なるマウスピースへと交換しながら歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。
最大のメリットは、目立ちにくく取り外しが可能な点ですが、日中も含めて装着時間を守る必要(1日20時間以上)があるため、自己管理がとても重要になります。
マウスピース矯正
- 装置が目立ちにくく取り外しが可能
- 通院頻度が少ないが、
自己管理が必須
前歯だけの矯正、
どちらを選べばいい?
「見た目が気になるからマウスピース矯正にしたい」と考える方も多いですが、前歯だけをきれいに整えたい方には、実はワイヤー矯正のほうが向いている場合が多いです。
なぜなら、前歯の細かい位置調整には繊細なコントロールが必要であり、ワイヤー矯正の方が対応力に優れているからです。
当院は部分矯正専門のクリニックとして、こうしたケースに多数対応しています。
「どちらが自分に合っているのか?」迷っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ワイヤー矯正と
マウスピース矯正の違い【比較表】
比較 ポイント |
ワイヤー 矯正 |
マウスピース 矯正 |
---|---|---|
見た目 | やや目立つ (※目立ちにくい装置もあり) |
ほとんど 目立たない |
取り外し | できない | 自分で取り外し可能 |
自己管理 | 不要(固定式) | 必須 |
適応症例 | 幅広く対応可能 | 軽度の歯並びに限定されることが多い |
通院頻度 | 約1ヶ月に1回 | 約1〜2ヶ月に1回 |
費用 | 比較的 リーズナブル |
やや高めになる傾向 |
治療期間 | 比較的短い | 自己管理によって変動 |
マウスピース矯正の魅力と注意点
【マウスピース矯正のメリット】
- 透明で目立ちにくく、見た目が自然
- 取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすい
【知っておきたいデメリット】
- 微妙なズレの調整が難しく、前歯の細かい歯並びには不向きなことも
- 歯の重なりやねじれが強いケースでは対応できず、全体矯正に切り替わり費用がかさむ可能性
- 自分で取り外すため、装着時間を守らないと後戻りや治療の遅れが発生しやすい(1日20時間以上の装着が必要)
- 装着中は基本的に飲食ができず、水や無糖のお茶のみ可
前歯の部分矯正には
「ワイヤー矯正」がおすすめの理由
【ワイヤー矯正のメリット】
- 1本1本の歯をしっかりと動かせるため、細かい調整が得意
- 「すきっ歯」や「前歯のねじれ」など、軽度〜中度の歯並びの悩みにもしっかり対応
- 装置は固定式で自己管理が不要のため、治療が計画通りに進みやすく、期間も短めに済むことが多い
【注意点】
- 硬い食べ物や粘着性の高い食べ物を避ける
- 治療中は装置周囲の丁寧な歯磨きが必要
結論、“前歯の矯正“には
どちらが向いているの?
部分矯正を希望する場合、
幅広い症例に対応できる、
ワイヤー矯正がおすすめ!
治療期間や歯の動きの精度、仕上がりの美しさなどを総合的に考えると、マウスピース矯正よりもメリットが多いと言えます。
ただし、どの矯正方法が適しているかは、患者さま一人ひとりのご希望やライフスタイルによって異なります。見た目の自然さを重視したいのか、短期間で確実に歯を動かしたいのかなど、大切にしたいポイントを踏まえて、最適な治療法を一緒に選んでいきましょう。
① 前歯だけを短期間で
キレイにしたい方はワイヤー矯正
下記のようなご希望をお持ちの方には、ワイヤー矯正がおすすめです。
- 前歯をきれいにしたい
- できるだけ短期間で終わらせたい
- 見た目よりも効果を重視したい
ワイヤー矯正は固定式のため自己管理が不要で、1か月に1回の通院で計画通りに歯が動いていきます。
微調整も得意で、対応できる症例の幅が広いのも大きな魅力です。
② 見た目重視の方には
マウスピース矯正も選択肢に
下記のような方には、マウスピース矯正が向いています。
- 周りに気づかれずに矯正したい
- 部分矯正にこだわらない
- 自己管理に自信がある
ただし、前歯だけの矯正に適した症例は限られており、ガタつきが強い場合には全体矯正を提案されることがほとんどです。
また、1日20時間以上の装着が必要であるため、スケジュール管理や自己管理がしっかりできる方におすすめです。
部分矯正のつもりが思わぬ費用に?ご注意を!
マウスピース矯正の広告では、安価な料金を提示しているケースも多く見られます。
しかし、いざ診断を受けると「全体矯正が必要」と言われ、想定より費用が高くなることもあります。「部分矯正だけでいいと思っていたのに…」という方は、セカンドオピニオンを受けてみるのも一つの選択肢です。

他院で「全体矯正が必要」
と言われた方へ
「部分矯正を断られたけど納得いかない」「全体矯正は必要ないかも」と感じたら
セカンドオピニオンを検討してみるのも一つの手です。
実際に、当院では「他院でマウスピース矯正をすすめられたが、自己管理が難しく治療が進まなかった」「全体矯正しかできないと言われたが、納得できない」などのお悩みで来院される方が増えています。
当院では部分矯正認定医が在籍しており、患者様の状態に合わせて丁寧に診断・ご提案いたします。
たつや歯科の部分矯正について

たつや歯科の
前歯の部分矯正は
分かりやすい
1本3万円(税別)です。
毎回の調整料金は
一切かかりません。
部分矯正専門だからこそできる
“ちょうどいい矯正治療”
部分矯正専門クリニック「たつや歯科」では、
気になる前歯を治す「部分矯正」の治療実績が豊富です。
患者さん一人ひとりのご希望やお悩みに寄り添いながら、
必要な部分だけを整える矯正治療をご提案しています。
「痛みを2〜3年我慢して、費用も100万円近くかかる矯正」に踏み込めない患者さんのために、「時間・費用・痛み」全てを抑えたい方に適した部分矯正=前歯だけの矯正治療を行っております。
また、他院で「部分矯正は難しい」「全体矯正が必要」と診断された方のセカンドオピニオンも受け付けております。実際に、「部分矯正は無理だと言われたけれど…」という理由で当院を受診される患者さまも多くいらっしゃいます。
さらに、近年ではマウスピース矯正を受けたものの、自己管理の難しさから治療がうまく進まず、再矯正をご希望されて来院されるケースも増えています。
当院では、部分矯正を専門とする歯科医師が丁寧な診査・診断を行い、
無理のない最適な治療プランをご提案いたします。
部分矯正のたつや歯科は「初診料+カウンセリング+口腔内検査」がおよそ3,500〜4,000円程度です。他院で部分矯正を断られた方も含め、当院で検査だけでもまずは受けてみてはいかがでしょうか。「気になる前歯だけ」治して、より素敵な笑顔を手に入れてください!
当院の部分矯正(片側)の費用
矯正装置を付ける歯 6本の場合 (調整料/保定装置料込) |
18万円 +税 |
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矯正装置を付ける歯 8本の場合 (調整料/保定装置料込) |
24万円 +税 |
矯正装置を付ける歯 10本の場合 (調整料/保定装置料込) |
30万円 +税 |